50代女性、卵巣癌のため大量の胸水・腹水が貯留して、苦痛を訴えていました。
「病院では無理と言われたけど、もう一度家族旅行に行きたい」という要望があり、計画的に胸水・腹水ドレナージを実施しました。
飛行機を利用した沖縄旅行を含め、何度も家族旅行に出かけることが出来ました。在宅移行してから約6か月後、ご家族に見守られながらお看取りとな りました。ご家族様より、旅行先での笑顔の写真見せて頂き、「最後に一緒に過ごした時間があったから、悲しみのなかでも前を向いていけます」と感謝の言葉を頂きました。