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在宅でのPICCと中心静脈栄養
80代男性で、完全房室ブロックで入院したことを契機に、ADLが低下し、入院中から中心静脈栄養が行なわれていました。大好きなご家族と自宅で過ごしたいという思いで、退院後も在宅で入院中と同様の治療を継続しました。
退院後は自宅で嚥下リハビリを行いながら、ウナギなど少量でも好きなものを食べて過ごされていました。
PICC(末梢型中心静脈カテーテル)を介して中心静脈栄養を行なっていたため、カテーテル感染を併発することもありました。その際は、早急に在宅でPICCの再留置を行い、入院することなく治療を継続することができました。ご本人はご自宅での生活を何よりも大切にされていたため、とても感謝されておりました。
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